製品情報 エアーケーブル/AirCable イントロダクション

ユーザーボイス

レコーディングエンジニア・サウンドプロデューサー 赤川新一氏

赤川新一氏
奥津電工の奥津さんとは長い付き合いだ。STRIPの掲示板にも初期の頃から描き込んでくれていて、専門知識を生かした文章で存在感を発揮している。広島で会社を構えているので、簡単に電気工事を頼む わけにはいかないが、製品の開発などでは、長いこと協力関係がある。東京出張の途中でSTRIPに寄る事も多く、色々な話をする。

奥津電工は電源工事を受ける会社なので、当然色々なメーカーの電源機材に関心がある。僕自身も長いこと電源の事で試行錯誤を続けているので、話のネタは多い。ある時電源ケーブルの話になり、「高級電源ケーブルってのは、テフロンを絶縁に使ったりするらしいねえ。」という話が出た。ご存じの通り、テフロンは誘電率が最も低い素材で、絶縁体としてはほとんど完璧なものだ。ところが、世の中にはさらに誘電率が低いものが存在するという。それは「空気」だ。その優秀な絶縁体は、空気であるが故に、ケーブルの絶縁体として使われることは無かった。しかし、無駄話もやってみるものだ。「空気で絶縁したらどんな音になるんだろう?」という疑問から生まれたのがエアーケーブルである。

音質の特徴を言うなら、「自然な力感」と言うことになると思う。繋いだ瞬間、中高域のデジタル臭さが抜け、生っぽい質感が得られる。そして、デジタルで引っ込みがちな中低域が前に出てくる。 異常なまでにパワフルになるのではなく、あくまで進化という感じの変化だ。高域の雑味が減り、中低域が前に出てくると、自然に音場が豊かになる。 楽器同士の関係性が高まり、アンサンブルが自然になったような感触を受ける。

正直、電源の進化とは、こういう傾向で起こってほしい。電源ケーブルを変えると、確かに音は変わる。変わるのだが、それが創られた音質だと困ることが多い。 あくまで「進化」であってほしいし、進化であれば作業に正当性を持たせる事ができる。エアーケーブルは、まさに「音が進化する」傾向の電源ケーブルだと言える。クセは非常に少ないと思う。

シンセサイザー奏者 姫神 星吉紀氏

姫神 星吉紀氏
「AirCable」との出会いは数年前。奥津さんとは今迄話した事もなく、対面した事もなかった。勿論、広島を拠点にしている事などこの時は知る由もない。エンジニアの赤川さんが主宰するBBS(掲示板)にて、奥津さんのこんな書き込みを目にした。
「新しい発想、新しい構造によるケーブル」「とにかく一聴してください」以前から電源ケーブルによる音質の変化を感じていたが、一歩足を踏み入れたら出口の見えない奥深い世界。躊躇していた僕の背中を奥津さんがドン!と押してくれた。

直ぐにメールをし、「AirCable」のデモを申し込む。この時は初期Versionの「AirCable」をお借りする。あれこれと、コンバーターやヘッドアンプ、EQやコンプ、アナログ・コンソールと試す。

最初に感じたのは「自然な透明感」。低域がきちんと締まり、中?高域が素直に落ち着く。まるで高級なコンプを薄くかけ、きちんとまとまるイメージ。その後、開発を重ねた「AirCable」プロト・タイプを屋内外コンサート会場でコンソールに試した。「ノイズが少なくなった!」「飛躍的に音が進化した!」と大好評。手放せない存在となる。

音を無理矢理に可変するのではなく、ナチュラルにまとまった方向へもっていく「AirCable」。僕は普段シンセ畑ではあるものの、アコースティックの録音も頻度が増していて、「AirCable」は重要なファクターになりつつある。最近「AirCable」はアナログにもデジタルにも、アコースティックにもシンセにも非常に効果的に作用するが分かってきた。

僕は東北を活動拠点に動いている。奥津電工は広島にあり、奥津さんはいわば地方発信のケーブル開発者・創作者である。音楽もだが、ケーブルもこうした地方発という時代に喜びを隠せない日々である。

今後も更に進化していくという「AirCable」。「百聞は一聴にしかず」という事もあり、是非一度お聴き戴きたい。

特に、アコースティック、クラシックやジャズなどのサウンド、ナチュラル系のサウンドを求めている場合には試す価値が多いにあると思う。
一度試すとやみつきになる恐れがあるのでご注意いただきたい。