オーディオと電源

ハムノイズ

番外編

ノイズカットのために用いられるはずのトランスを機器近傍に設置するとどうでしょう。
PowerMacG5の横に置いてみました。すると・・・

InspectorXLでの表示画面

見事なまでのハムノイズです。60Hzが基底周波数になっていることがお解りいただけると思います。これでは録音どころではなく、再生すらままならない環境です。

次は、一般系統だけでアースを切り替えただけのものです。9098DMAの電源はOffにしてあります。9098DMAを一般回路に接続、電源をOffにした状態でシャーシー・グランドとアナログ・グランドを切り離す。

InspectorXLでの表示画面

Macも192I/Oも9098DMAも同じ系統(タコ足状態)にした場合、当然、アースも混触してしまいます。これが、機器側のGNDスイッチ、バーで、どの程度回避できるかを示したものです。上記の状態は9098DMAの背面にあるシャーシー・グランドとアナログ・グランドを接続するバーを切り離した状態でのノイズ分布です。

次は9098DMA背面のバーを接続します。

InspectorXLでの表示画面

この状態を見る限り、変化はありません。

タコ足配線などは音質面に悪影響があるというより、ノイズによる弊害の方が遥かに大きいと言えるでしょう。考えうる限りのファシリティーを準備、提供しておくことも重要かと思います。

今回はWAVES GTRのGuitar InterfaceをACアダプタで使うことで、ある程度、回避できましたが、逆にACアダプタがノイズ源となるケースにも遭遇します。柔軟に、臨機応変に対応することがノイズ対策にとって肝要ではないでしょうか。