電気基礎知識

電気の存在

私達が生活する現代社会において、電気は欠くことのできない存在です。災害や事故による停電に遭遇したときなど電気への依存度の大きさを実感します(船舶事故による東京の大停電は記憶に新しいところです)。電気を発電し、事業所、家庭まで供給する送配電網は最も重要な社会インフラの一つと言えます。しかし、一般には意外と注目されにくい地味な存在ではあります。

ここでは、そんな電気の基礎について触れてみます。

電気はどこから?

電気はどこからどのように家庭に供給されるのでしょうか。ここでは概略をみていきましょう。

送配電線路図

火力、水力、原子力などの発電所で発電された電気は、変電所で適切な電圧に変圧されながら送電線路を通して大規模事業所、ビルなどに供給されます。さらに、変電所で6600Vに変圧され、配電線路を通して身近な所まで供給されてきます。ここから受電設備を設け6600Vで受電する高圧受電と電柱上のトランスなどで変圧し100?200Vで受電する低圧受電に分かれます。
また、電圧の区分は次のように規定されています。

電圧区分
区分 交流 直流
特別高圧 7000Vを超えるもの
高圧 低圧を超え7000V以下
低圧 600V以下 750V以下